ネパールの山岳地帯に水道設備を寄付・現地で開通式に参加しました

ネパールの水道設備

このたび、株式会社リレーションズは、ネパールの山岳地域における生活用水設備の設置を支援し、現地で開通式を迎えることができました。

開通式

開通式

訪問先となったのは、水インフラが整っておらず、女性や子どもたちが毎日山道を歩いて生活用水を汲みに行っていた村です。特に雨天時は道がぬかるみ、多くの危険がありました。

また、昔から現代まで同じように水道設備が整っておらず、生活用水を汲みに行くのは、小学2・3年生ごろからの多少の力がついてきた子供たちの仕事になっていました。

地図

地図

舗装されてない山道

舗装されてない山道

日本では考えられないことですが、今の大人たちも同じような幼少期を育ってきており、初等教育がなされていないことで、同じ歴史を繰り返しています。

小学校

小学校

今回のプロジェクトによって、水道ポンプがふもとの給水システムとつながり、村内で生活用水が得られるようになりました。これにより、子どもたちが水汲みの仕事から解放され、毎日安心して学校に通えるようになりました。

村長からも「2015年4月25日に発生したネパール地震以降、深刻な水不足が続いており、村では水を巡った争いが絶えなかった。今回の支援で村全体の空気が大きく変わった」との言葉をいただきました。

集合写真

集合写真

この支援が実現したのは、リレーションズの事業を応援してくださるすべてのお客様、そして日々努力してくれている社員・パートナーの皆さんのおかげです。心より感謝申し上げます。

そして、このような機会を頂いた、熱田様はじめアジア協会アジア友の会(JAFS)の皆様、現地とのご縁をつないでいただいた方々、現地の設備を作っていただいた方改めてお礼申し上げます。

実はこの取り組みは、私・松村個人にとっての夢でもありました。
「自社の事業収益を通じて、困っている人を支援し、現地に自ら訪問する」
今回それが初めて叶ったことに、感無量の思いです。

リレーションズは「四方良し」の精神を胸に、今後も持続可能な社会貢献活動を継続してまいります。
また、今回のネパール・バングラデシュ訪問を通じて、あらためて「教育」の重要性も強く感じました。未来ある子どもたちが安心して学べる環境づくりに、微力ながら今後も取り組んでいきます。

次回の訪問には、希望する社員や関係者の方々ともぜひ一緒に現地を訪れたいと考えています。

皆さま、これからもリレーションズをどうぞよろしくお願いいたします。
そして、私たちの挑戦をともに楽しんでいただければ幸いです。

株式会社リレーションズ
代表取締役 松村 篤樹

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