大阪初。訪日中国人向けの決済サービス「WeChat Payment (微信支付)」代理業務を開始

株式会社リレーションズ(本社:大阪府大阪市、代表取締役:松村 篤樹)は、2016年7月28日、株式会社クリエイト(本社:愛知県瀬戸市、代表取締役:中野 尚樹)と提携し、大阪に本社を置く企業として初の「WeChat Payment (微信支付)」販売代理店となりました。

■「WeChat(微信)」とは
中国最大級IT企業テンセント社(英:Tencent 中国名:深圳市騰訊計算机系統有限公司、本社:中国深セン市)が運営する中国最大のSNSプラットフォームです。
月間アクティブユーザー数は7.62億(※1)。チャットや通話といったコミュニケーションツール、「モーメンツ」と呼ばれるソーシャル機能、動画送信機能、「WeChat Pay (微信支付)」という銀行口座と連動した決済機能等を持っており、中国ではスマートフォン利用者の約9割(※2)にインストールされています。

■「WeChat Payment (微信支付)」とは
銀行口座と連動しており、ユーザーのWeChat(微信)がインストールされたスマートフォンに表示されるQRコードをWeChat Payment (微信支付)導入店舗のipadで読み込むだけで決済が完了する「WeChat(微信)」の決済サービスです。
WeChat Payment (微信支付)ユーザー数は約4億人、決済回数3,000万回/日、決済額は1,000億円/日にのぼります。(※3)

■背景
観光庁の訪日外国人消費動向調査平成27年年次報告書では、2015年の訪日外国人の旅行消費額3兆4771億円のうち、中国人が最多の1兆4174億円となり、2014年の5583億円を大幅に超える数字となりました。(※4)
また、訪日中国人のうち大阪府への訪問率は54.4%となり(※4)、今後、中国人旅行者への決済手段の拡充により、利便性が上がり、消費が加速することが見込まれます。

■「WeChat Payment (微信支付)」導入にあたっての手続き・費用等
加盟店になるには、日本の代理店を通して、審査の上、アカウントが開設されます。導入に際しての審査料等は発生せず、決済手数料3.6%のみで導入できます。(2016/7/28現在)
なお、日本国内の加盟店売上代金は、WeChat Payment (微信支付)の日本における公式パートナー会社マーチャント・サポート株式会社を通して入金されます。
 
※1 月間アクティブユーザー数。2016年5月発表、テンセント調べ。
※2 出典:Technode(2015年2月) – http://technode.com/2015/01/22/wechat-reaches-1-1b-registered-accounts-440m-mau/
※3 参照:マーチャントサポート社ホームページ – https://www.merchant-s.com/service/wechat_merit
※4 観光庁「訪日外国人消費動向調査 平成27年 年次報告書」 – http://www.mlit.go.jp/kankocho/siryou/toukei/syouhityousa.html

【本件に関するお問い合わせ先】
企業名:株式会社リレーションズ
所在地:〒550-0014 大阪府大阪市西区北堀江1丁目5-2 四ツ橋新興産ビル5F
URL:https://relations.ne.jp/
担当者名:松村
TEL:06-6567-8694
Email:wechatpay@relations.ne.jp