㈱リレーションズはコンテンツSEOを得意としていること、更にはコンテンツSEOよりもコンテンツマーケティングという概念でとらえた方が、根本的で永続的なビジネス展開ができることは、SEOとは、の回でお話ししました。
ここでは、コンテンツマーケティングの具体例を、少しだけ見ていきましょう。
用語集やマニュアルを作ってみる
ユーザーが求めているものの代表的なものに、用語集があります。○○辞典、業界用語集、少し範囲を広げて、○○の歴史など、豆知識や、「へーっ」という知的な刺激を与える便利なコンテンツを作ってみます。
また、見積もりを依頼する時のコツ、業者選定のポイント、購入後の使用マニュアルなど、一度、「自社からすぐに購入してほしい」という気持ちを横に置いておいて、真にユーザーのためになるコンテンツを作ってみます。
FAQや、レクチャーの動画もいいですね。
このようなコンテンツからは、すぐには成約には結びつかないでしょうが、見込み客を集め、ブランディングにも貢献し、SEO上の利点もあり、将来的には安定した集客につながります。
お祭り・キャンペーン・ゲーム
人は、楽しいことに群がります。
ホームページ上でのお祭り、もしくはリアルと連動させたキャンペーン、ほのぼのするゲームなど、「楽しさ」をキーワードにしたコンテンツを作成してみましょう。
反応があるのは、「楽しさ」ばかりではありません。「衝撃」「美しさ」場合によっては「恐怖」など、感情を揺さぶるコンテンツを作ることで、話題にもなり、SNSで拡散されやすくなります。
また、「お徳」「無料」「限定」も反応がよいテーマです。試用品プレゼント、無料資料請求、クーポン、「イイネ」してくれた人限定○○など、アイディアは尽きないでしょう。
お客さまの声のページを作る
一般的に、「お客さまの声」は、ホームページに必須のコンテンツです。
お客さまは、「自分だけがこの商品・サービスを選んで、騙されないか」と心配しています。
この心配を払拭し、安心感を与えるのが「お客さまの声」です。
また、実際に使用している人を目の当たりにすることで、自分でもその商品を使用している姿をリアルにイメージできるので、購入につながりやすくなります。
よりリアルにイメージしてもらうためには、具体的な名前と顔写真をだして、「お客さまの声」を書いてもらうのがより望ましいです。
更には、お客さまの声を動画で紹介できるなら、イメージの観点からも動画SEOの観点からも、より強力な販売ツールとなります。
Before →Afterや、権威ある人からの推薦のお言葉なども、あるとよいですね。
権威付けのページを作る
本当に効果があるのか、ちゃんと対応してもらえるのか、という心配を払拭するのに必要なのが、権威付けです。
調査機関のデータや、資格・認証、具体的な科学的メカニズムや、社会的な裏付けなどです。
過去の実績も含るべきでしょう。
日本において、芸能人がCMにでてくるのも、同じ理由からです。
何から始めたらいいの?
まずは、㈱リレーションズにお気軽にご相談ください。
実は、これらのコンテンツマーケティングは、失敗も多いのです。
アイディアを思いついただけで、これだと思い込み、何の調査もなく突っ走り、失敗するパターンが特に目立ちます。
上記であげた実例は、きっかけにすぎません。しかも、ほんの一部の例です。
実際にコンテンツマーケティングをWEB中心に展開していくとなると、仮説、実験、アンケートなどPDCAサイクルを回し、ホームページへのアクセスを解析してと、現実に成果を実らせるための段階が山程あります。
このあたりは、餅は餅屋。まずは、㈱リレーションズにお気軽にお問い合わせください。
シックスハット法って何?
そうは言っても、思いつきで突っ走って、失敗してしまう人が、耐えません。
ここでは、エドワード・デ・ボノ氏のシックス・ハット法(6色ハット発想法)で、アイディアを見直す方法(本来は、アイディアを創出する方法です)をご紹介します。
シックスハット法では、その名の通り、6色(白、赤、黄、黒、緑、青)の帽子を用意します。
そして順番に、これらの帽子を全員でかぶって、その色の観点から、アイディアをだしていきます。
客観的、情報の観点です。
無機質に、淡々とデータを出していきます。
感情、直感の観点です。
気持ちを、なんとなくの感覚的結論を出していきましょう。
肯定、楽観の観点です。
ポジティブな側面、よかった探しをしてみましょう。
否定、悲観の観点です。
欠点をアラ探しして、ダメ出しをしてみましょう。
創造と革新の観点です。
自由にアイディアを出してみましょう。
俯瞰、鳥の観点です。
メタの視点から、分析的、大局的に、全体を見なおしてみましょう。
もちろん、実際に帽子を探すのは困難でしょうから、かぶったイメージをするか、カードを持つなど、工夫してください。
社内でこのようなアイディアをまとめてから、㈱リレーションズに再度相談いただくと、また、違った展開になるかもしれませんね。