プロフィールの作成がどれだけ重要か、考えたことがあるでしょうか。
「プロフィール?そんなのすぐに書けるよ。履歴書と同じでしょ」と軽く考えている方も多いのではないでしょうか。
実は、プロフィールがビジネスを左右する、ということが、最近ようやく気づかれつつあります。ビジネスでのSNSの活用も、常識になってきましたね。
プロフィールと履歴書は、全くことなるものです。ましてや、資格の羅列とも異なります。
ビジネスに必要なプロフィール作成の手法は、ホームページ制作の要ともなるものです。
個人事業主の方なら、プロフィールがどれだけインパクトがあるか、少しは想像できるのではないでしょうか。そして、日本の企業のほとんどを占める零細企業も、代表者やスタッフのプロフィールが重要です。更には大企業の場合にも、CEOのプロフィールが、企業イメージに影響しますね。
ビジネスはご存知の通り、人と人。
人柄と能力を表すプロフィールのイカンによって、集客も成約率も大きく左右されます。
自分の強みは何?
自分ではなかなか、効果的なプロフィールをつくるのは大変なもの。
他人が見たらものすごい長所なのに、自分では当たり前になってしまっていて、強みを活かせていない、ということがよくあります。
そのため、インタビューをしてプロフィールを作成する専門家、プロフィールライターなる職業の方もいらっしゃいます。顧客に響くポイントをつかんで、魅力を引き出していくのですね。
価格競争に巻き込まれないために
ここで、重要な質問をさせていただきます。
「なぜ、顧客はあなたから買うのでしょう?」
これに答えられなければ、不毛な価格競争で消耗することでしょう。
その人に会いたい、その人から買いたいという理由で、わざわざ遠くの店に、近くの店より高くても、通う人がいます。消費者の立場からしてみたら、このような気持ちは理解できるのではないでしょうか。
ここから学べるのは、商品ではなく、「プロフィール」を売ってみたらどうなるだろう、という視点です。商品の前に、自分の人間性を売る。
購買やブランディングの要点となる共感や信頼は、プロフィールの見せ方次第です。
ホームページにはプロフィールを載せなきゃダメ?
以上の説明は、ビジネスにおけるプロフィールの位置づけの基本的な考え方ですので、業種によっては、プロフィールをそのまま載せる必要がない場合もあるでしょう。
ただし、このプロフィールから自社のサービスを見直す視点、人を中心にして、顧客の感情を中心にしてビジネスを考える視点は、ホームページ制作にも重要になってきます。
ちょっと擬人化して、お店自体のプロフィールを書いてみたら、どのようになるでしょうか。
プロフィールのポイント
すべては説明しきれませんが、プロフィールを書く際のヒントを、いくつかご紹介します。
・人間らしさ
人は、機械的な、得体の知れない人物には恐怖を感じてしまいます。
人間らしい部分を書いてみたらどうなるでしょう。
特に、自分の半生を「物語」にしてみたら、どうなるでしょう。
また、自分の思い、夢、ビジョンを文字にしてみたら、如何でしょう。
・信頼
実績、特に困難を乗り越えた実績、資格など、
あなたに任せたい!と頼りたくなる材料は何でしょうか。
誰かの推薦の言葉はありますか?
・何ができるか
肩書や資格は大切ですが、それだけではお客さまは、
何を得られるか、何をしてもらえるかが分かりません。
お客さまに提供できる価値、
お客さまのこんな悩みを解決してあげられるよ、という提案、ベネフィットをリアルにイメージできる描写をしてみましょう。
エレベータートークでトレーニングしてみるのもよいでしょう。
これらはあくまでも、一般的なご案内です。たとえば業種によっては、人間らしさをだすことが逆効果になる場合もあるでしょう。
㈱リレーションズではこのような、感情を中心にした、人間ありきのホームページ制作をご提案させていただいています。もちろん、㈱リレーションズのデータ分析、アクセス解析、SEOやMEOは日本でもトップレベルのノウハウがありますが、それだけでは限界があるのです。
プロフィールを真剣に考えることは、自分と商品と顧客との関係を考えることです。
ホームページに掲載するかどうかに関わらず、一度、自分のプロフィールを作ってみることをおすすめしています。