建設業ホームページのよくある失敗10選|問い合わせ・求人が増えない理由を専門家が徹底解説

よくある失敗10選

建設業のホームページは、他の業界に比べて「設計ミス」が非常に多く、それが問い合わせ数・求人応募・信頼性に直結しています。 しかも、多くの建設会社は“自社サイトがどこで損をしているのか”に気づいていません。

専門家として断言しますが、建設業のホームページは 正しい構造で作らなければ絶対に成果は出ません。 この記事では、建設会社がやりがちな失敗を明確にし、改善ポイントまでわかりやすく解説します。

建設業ホームページで失敗が多い理由

建設業のホームページには、他業界にはない特徴があります。

  • 工事の種類が多く、情報を整理しなければ伝わらない
  • 写真の重要度が他業種の数倍
  • 施工実績がそのまま信用になる
  • 求人の難易度が高く、採用情報が弱いと応募が来ない

つまり、建設業のホームページは「ただ作る」だけではダメで、建設業専用の設計が必要です。 しかし、多くの制作会社は建設業を理解しておらず、その結果、成果が出ないホームページが大量に生まれています。

NG①:工事別ページが1ページにまとめられている

建設業ホームページの失敗で最も多いのが、

「事業内容」という1ページに、外構・造成・舗装・解体など全部をまとめて書いてしまうこと。

これは専門家からすると完全にアウトです。

▼ なぜNGなのか?

  • SEOで評価されなくなる(外構、舗装などの専門性が薄くなる)
  • ユーザーが必要な情報に辿り着けない
  • 「何が得意な会社なのか」伝わらない

▼ 正しい改善方法

工種ごとに必ずページを分けること。

  • 外構工事
  • 舗装工事
  • 解体工事
  • 造成工事
  • 塗装工事 …など

これだけで一気に専門性が伝わり、問い合わせ率が上がります。

NG②:施工実績が写真1〜2枚だけで説明がない

施工実績は建設業ホームページの“心臓”ですが、多くの会社が以下のようになっています。

  • 写真だけ並べている
  • 説明文が一切ない
  • 地域名が書いていない
  • 工期や工事内容が不明

▼ なぜNGなのか?

  • ユーザーが判断できない(信用につながらない)
  • 「地域名 × 工事名」のSEO評価が一切つかない
  • 競合との差別化ができない

▼ 正しい改善方法

施工実績に最低限必要なのはこの5つ:

  • 【地域名】+工事名のタイトル
  • 工事内容の説明(200~500文字)
  • ビフォーアフター写真(3~10枚)
  • 工期(例:2週間)
  • 依頼の背景や工夫したポイント

施工実績は「増やせば増やすほど資産になる」ページです。

NG③:求人ページが1ページで終わっている

求人が取れない建設会社の90%がこれに当てはまります。

採用情報を1ページだけにしている会社は、ほぼ確実に応募が来ません。

▼ なぜNGなのか?

  • 求職者の不安に答えられない
  • 仕事内容が分からないと応募したくてもできない
  • 会社の雰囲気が伝わらず、若手は離脱する

▼ 正しい改善方法

採用は複数ページ構造が必須です。

  • 採用トップ
  • 仕事内容(工種別)
  • 1日の流れ
  • スタッフ紹介
  • 代表メッセージ
  • 募集要項

建設業は“採用難”なので、ここを甘くすると絶対に勝てません。

NG④:料金や工事の流れが書かれていない

ユーザーが最も知りたい情報は次の2つです。

  • いくらかかるのか(料金)
  • どのように進むのか(工事の流れ)

しかし、多くの建設会社のサイトにはこれがありません。

▼ なぜNGなのか?

  • 価格不明 → 不安 → 問い合わせしない
  • 流れが不明 → トラブルの想像 → 離脱

▼ 正しい改善方法

  • 料金の目安を掲載する(坪単価・参考価格)
  • 問い合わせ〜完工までの流れを明記する

価格を完全に公開する必要はありませんが、“目安の透明性”を示すだけで問い合わせ率は確実に上がります。

NG⑤:Googleビジネスプロフィールへの導線がない

ユーザーはホームページを見る前に、Googleマップ(Googleビジネスプロフィール)を確認することが増えています。 にもかかわらず、多くの会社がホームページ内にGoogleビジネスプロフィールへの導線を設置していません。

▼ なぜNGなのか?

  • 口コミを見てもらえず信頼が伝わらない
  • 地図で場所が分からないので離脱する
  • Googleマップの評価が上がらず検索順位が上がらない

▼ 正しい改善方法

  • フッターにGoogleマップリンクを設置
  • アクセスページに地図埋め込み
  • 会社概要にもマップを掲載

Googleビジネスプロフィールは“無料の最強集客ツール”です。

NG⑥:スマホ最適化されていない(致命的)

建設業の見込み客・求職者の約70%以上がスマホで閲覧しています。 にもかかわらず、以下のようなホームページは非常に多いです。

  • 文字が小さくて読みにくい
  • ボタンが押しづらい
  • 横スクロールが発生する
  • 写真が途切れて見える

▼ なぜNGなのか?

  • スマホで見づらい=その場で離脱
  • 問い合わせフォーム入力が苦痛
  • Google評価も下がる(モバイルフレンドリー基準)

スマホ最適化は、見た目の問題ではなく成果の問題です。

▼ 正しい改善方法

  • スマホのユーザー動線を最優先に設計する
  • 電話ボタンを常時表示する
  • フォームの入力項目を最小限にする

NG⑦:写真の撮り方が悪すぎる(信頼を失う)

建設業のホームページは「写真が9割」と言っても過言ではありません。 しかし、撮影が雑な会社が非常に多いです。

▼ よくあるNG写真

  • 逆光で暗い
  • ピンボケしている
  • 生活感が写り込んでいる
  • 施工前なのに散らかったまま撮影

▼ なぜNGなのか?

  • 「仕事が雑そう」と誤解される
  • 施工実績の価値が下がる
  • 写真が暗いとホームページ全体が安っぽくなる

▼ 正しい改善方法

  • 晴れの日・明るい時間に撮影する
  • 施工後は掃除してから撮る
  • 人が映り込まないよう配慮
  • 最低3枚、理想は10枚の撮影

写真は技術力の証拠なので、撮り方だけで集客力が大きく変わります。

NG⑧:代表メッセージ・会社概要が薄い

意外と多いのが、会社概要や代表メッセージが「数行だけ」というケース。

建設業は「誰が責任者なのか」「どんな会社なのか」が非常に重視される業界です。

▼ なぜNGなのか?

  • 法人や元請けの信用審査に通らない
  • 求職者が不安になる
  • 地場での信頼構築が弱くなる

▼ 正しい改善方法

  • 会社概要に許可番号・資格・沿革をしっかり載せる
  • 代表メッセージで会社の姿勢を見せる
  • 代表写真は必須

この“信頼情報”が充実するだけで、問い合わせも求人も増えます。

NG⑨:問い合わせフォームが使いにくい

問い合わせフォームは、建設業ホームページの「最後の勝負どころ」です。

しかし、離脱率が高いフォームが非常に多いです。

▼ よくある失敗

  • 入力項目が多すぎる
  • スマホで入力しにくい
  • 送信ボタンが小さい
  • 確認画面が長くて離脱

▼ なぜNGなのか?

  • ユーザーは「めんどくさい」と感じた瞬間に離脱する
  • 本来来るはずの見込み客を逃す

▼ 正しい改善方法

  • 入力項目を最小限にする(名前・連絡先・内容程度)
  • スマホで押しやすいボタンサイズにする
  • 送信完了まで2ステップ以内にする

NG⑩:更新が止まっている(“動いていない会社”に見える)

施工実績やお知らせが1年以上更新されていないホームページは非常に多いです。

ユーザーは必ずこう思います:

「この会社、今もやっているのかな?依頼して大丈夫?」

▼ なぜNGなのか?

  • ユーザーの不信感につながる
  • SEO評価が下がる(更新がないサイトは弱くなる)
  • 求人応募も減る

▼ 正しい改善方法

  • 施工実績を月1件以上更新する
  • 写真を撮ったら即アップする習慣を作る
  • Googleビジネスプロフィールにも同時投稿すると効果が倍増

「継続している会社」「実績が多い会社」は、間違いなく問い合わせが増えます。

まとめ|失敗の多くは“知らずに作ってしまう”ことが原因

建設業のホームページは、一般的な企業サイトとはまったく構造が違います。 したがって、建設業を理解していない制作会社が作ると、ほぼ確実に以下のNGが発生します。

  • 工事別ページが浅い
  • 施工実績が弱い
  • 求人ページが不十分
  • Googleビジネスプロフィールと連動していない
  • 写真の質が低い
  • スマホ最適化不足
  • 会社の信用情報が乏しい
  • 更新が止まっている

逆に言えば、これらを改善すれば、どの建設会社でもホームページから成果が出るようになります。

ホームページは「作って終わり」ではなく、育てることで成果が最大化する資産です。